「妊婦健診って、結局何回くらい通うの?」
「毎回どんなことをするんだろう」
初めての妊娠だと、健診のペースも内容も手探りですよね。
この記事では、妊婦健診の一般的な回数と時期の流れ、各回で診る内容、そして費用の公費負担(助成)のしくみまでをまとめました。
結論:妊婦健診は妊娠の経過とともに少しずつ間隔が短くなり、出産までに十数回受けるのが一般的です。費用の多くは自治体の公費負担(助成券)でカバーされます。助成の内容は自治体によって違うので、詳細はお住まいの市区町村の窓口で確認してくださいね。
妊婦健診って何のためにあるの?
妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの健康状態を定期的にチェックするための健診です。
体調に問題がないか、赤ちゃんが順調に育っているかを確認し、もし気になることがあれば早めに対応するための大切な機会です。
こども家庭庁も、妊娠中の健康管理のために定期的な妊婦健診を受けることをすすめています。
「特に困っていないから行かなくていいかな」ではなく、問題がないことを確認するために通うもの、とイメージしてもらえるといいですね。
妊婦健診のスケジュールの目安
健診の間隔は、妊娠週数が進むにつれて少しずつ短くなっていきます。
一般的な目安はこんな流れです。
妊娠の時期 | 受診間隔の目安
初期〜23週ごろ | おおむね4週間に1回
24〜35週ごろ | おおむね2週間に1回
36週〜出産まで | おおむね1週間に1回
この間隔で受けていくと、出産までにおよそ十数回の健診になります。
ただし、体調や妊娠の経過によって回数や間隔が変わることもあります。
医師から「次は○週間後に」と言われた指示に従ってくださいね。
予定日が近づくほど健診が増えるので、後半は通院がちょっと大変に感じるかもしれません。
お仕事をしている方は、早めにスケジュールを共有しておくと安心です。
各回で診る主な内容
毎回の健診では、基本的なチェックを繰り返し行います。
「また同じことをするの?」と思うかもしれませんが、変化を追うことに意味があるんです。
毎回ある基本のチェック
・体重測定:増え方を確認します
・血圧測定:妊娠高血圧症候群などの早期発見のため
・尿検査:尿たんぱく・尿糖などをチェック
・むくみ・腹囲・子宮底長など、体の状態の確認
・赤ちゃんの心拍や発育の確認(エコー検査など)
時期に応じて行う検査
妊娠の時期に合わせて、血液検査や感染症の検査、赤ちゃんの推定体重を詳しくみる超音波検査などが追加されることもあります。
何の検査かわからないときは、その場で「これは何を調べる検査ですか?」と聞いて大丈夫ですよ。
母子健康手帳には健診の記録欄があります。
毎回持っていって、結果を一緒に確認していきましょう。
妊婦健診の費用と公費負担(助成券)
「健診って毎回お金がかかるの?」というのは、多くの方が気になるところですよね。
妊婦健診は基本的に保険適用外ですが、多くの自治体で公費負担(助成券・受診票)のしくみがあります。
妊娠届を出すと、母子健康手帳と一緒に健診の助成券が交付されるのが一般的です。
ただし、助成の回数や内容、対象になる検査は自治体によって異なります。
このため、ここでは具体的な金額は紹介しません。
お住まいの市区町村の窓口やホームページ、お住まいの市区町村の窓口やホームページで確認してくださいね。
※妊婦健診の助成は自治体ごとに差があります。お住まいの市区町村の窓口やホームページでご確認ください。
妊娠届はなるべく早めに出すのがおすすめです。
助成券は届出後に交付されるため、早く受け取っておくと初回からの健診がスムーズになります。
里帰り出産・県外で受診するとき
里帰り出産を予定している方は、住民票のある自治体と違う場所で健診を受けることがありますよね。
このとき、助成券がそのまま使えるかどうかは自治体によって扱いが異なります。
いったん自費で支払い、あとから申請して払い戻し(償還払い)になるケースもあります。
里帰り先で受診する予定がある方は、早めにお住まいの自治体に「里帰り先で健診を受けたい」と相談しておきましょう。
必要な手続きや書類を事前に確認しておくと、あとで慌てずにすみます。
よくある質問
Q. 健診はどのくらいの頻度で行けばいいの?
妊娠の時期によって変わり、後半になるほど間隔が短くなるのが一般的です。
医師から指示された次回の受診日を守るのが基本です。
Q. 体調がいいから1回くらい休んでもいい?
問題がないことを確認するための健診なので、自己判断で飛ばさないのがおすすめです。
どうしても都合がつかないときは、医療機関に連絡して相談しましょう。
Q. 健診の助成券はどこでもらえるの?
妊娠届を出したときに、母子健康手帳と一緒に交付されることが多いです。
交付のしくみや内容は自治体によって異なるので、地域の窓口で確認してくださいね。
Q. 健診の合間に気になる症状が出たら?
次の健診を待たず、医療機関に電話で相談しましょう。
出血や強い腹痛、激しい頭痛、胎動が急に減ったと感じるときなどは、早めの連絡が安心です。
まとめ
・妊婦健診は妊娠が進むにつれ間隔が短くなり、出産までに十数回が一般的
・毎回、体重・血圧・尿・赤ちゃんの様子などを確認する
・費用の多くは自治体の公費負担(助成券)でカバーされる
・助成の内容は自治体差があるため、地域の窓口やホームページで確認を
・里帰り出産の予定があるなら、早めに自治体に相談を
健診は、赤ちゃんとの大切な対面の時間でもあります。
わからないことはその場で聞きながら、出産までの道のりを一緒に進んでいきましょうね。
お住まいの地域で受けられる子育て支援制度は、BabyStep Support でお探しいただけます(自治体によって掲載状況が異なります)。地域を登録してみてくださいね。
関連記事
出典・参考文献
・こども家庭庁
・公益社団法人 日本産科婦人科学会
監修: 助産師 | 最終更新: 2026年5月
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さま・ご自身の体調に不安がある場合は、かかりつけの医療機関にご相談ください。


