「もうすぐ5ヶ月、そろそろ寝返りするのかな?」
「練習させたほうがいいの?それとも待つべき?」
寝返りは、赤ちゃんが自分で姿勢を変える最初の大きな動き。
できると「成長したなぁ」とうれしい反面、急に動くから目が離せなくなるよね。
この記事では、寝返りの目安・練習の考え方・安全対策をまとめたよ。
あわてず見守るための準備をしておこう。
結論:寝返りは生後5〜6ヶ月ごろが目安。でも個人差が大きく、しない子もいます。無理に練習させる必要はありません。むしろ大事なのは、寝返りを始めたら転落・うつ伏せ寝に気をつける安全対策のほうだよ。
寝返りの目安は5〜6ヶ月ごろ
寝返りは、あおむけからうつ伏せへ自分で体をひっくり返す動きのこと。
首・背中・腰の筋肉が育ち、体をねじる力がついてくると見られるようになるよ。
厚生労働省の「乳幼児身体発育調査」でも、寝返りは生後5〜6ヶ月ごろにできる子が多いとされているけれど、これはあくまで目安。
早い子は4ヶ月台で、ゆっくりな子は7ヶ月以降で、と幅がとても広いんだ。
「しない子」もいるよ
実は、寝返りをあまりせずに次の発達に進む子もいるの。
うつ伏せが苦手で、寝返りより先にお座りやずりばいに興味がいく子もいるんだよね。
日本小児科学会でも、発達には個人差があり、運動発達の順番や時期は一人ひとり違うものとされているよ。
だから「うちの子まだ寝返りしない」「全然しないまま6ヶ月になった」と感じても、それだけで心配しすぎなくて大丈夫。
ほかの動き(足を持ち上げる、体を横に倒す、おもちゃに手を伸ばす)が育っていれば、ちゃんと前に進んでいるからね。
練習は「させる」より「したくなる環境づくり」
「寝返りの練習って必要?」とよく聞かれるけれど、無理に体をひねらせる必要はないよ。
赤ちゃんは自分のタイミングで体を動かしたくなるから、大人がやるのは“きっかけづくり”くらいでちょうどいいんだ。
おうちでできる、ゆるやかな後押しはこんな感じ。
・機嫌のいいときに、横向きで好きなおもちゃを少し離して見せる
・うつ伏せ(タミータイム)で、頭や胸を持ち上げる遊びを短時間だけ
・寝返りしかけて止まっていたら、背中や腰をそっと支えてあげる
ポイントは「楽しい範囲で」。
嫌がったらすぐやめて、あおむけに戻してね。
泣いているのに反復させたり、毎日ノルマのようにやる必要はまったくないよ。
「寝返り返り」も自分のペースで
うつ伏せからあおむけに戻る動きを「寝返り返り」と言うよ。
これも寝返りより少し後にできるようになることが多いけど、時期はバラバラ。
できないうちはうつ伏せのまま苦しがることもあるから、見守りがいっそう大事になるよ。
寝返りを始めたら、ここに注意(安全対策)
寝返りができるようになると、「動かない前提」だった環境が一気に危なくなるの。
ここがこの時期いちばん大事なところだよ。
転落に注意
ソファ・ベッド・おむつ替え台・大人用ベッドからの転落は、寝返りをきっかけに増えるよ。
「まだ動かないから」と目を離した数秒で初めての寝返りをして落ちる、というのはよくあるパターン。
・高さのある場所に一人にしない
・おむつ替えや着替えのときも、必ず片手を添える
・床にお布団やプレイマットを敷いて、低い場所で過ごす時間を増やす
うつ伏せ寝・窒息に注意
寝返りができるようになると、寝ている間に自分でうつ伏せになることがあるよ。
赤ちゃんの安全な寝かせ方は「あおむけ」が基本。これは乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを下げるためにも、こども家庭庁や厚生労働省が呼びかけている周知のポイントなんだ。
・寝かせるときはあおむけに
・敷布団・マットレスは固めのものを。やわらかすぎる寝具は避ける
・顔まわりに枕・ぬいぐるみ・タオル・掛け布団の余りを置かない
・赤ちゃんの周囲に、口や鼻をふさぐおそれのあるものを置かない
寝返りで自分でうつ伏せになってしまう場合の対応は心配になるよね。
寝ている間の姿勢や寝具の安全について不安があるときは、健診やかかりつけの小児科医に相談してね。
誤飲にも注意が出てくる
体の向きを変えて移動の準備が始まると、手が届く範囲が広がるよ。
小さなもの(ボタン電池・たばこ・薬・小さなおもちゃの部品など)は、赤ちゃんの手の届かないところへ。
誤飲の事故防止は消費者庁も注意を呼びかけているよ。
よくある質問
Q. 6ヶ月ですが、まだ寝返りしません。大丈夫?
寝返りは5〜6ヶ月ごろが目安ですが、個人差が大きく、ゆっくりな子もしない子もいます。足を持ち上げる・体を横に倒すなどの動きがあれば育っている途中のことが多いよ。気になるなら健診やかかりつけ医に相談してね。
Q. 片方ばかり寝返りします。問題ですか?
最初は得意な方向だけ、というのはよくあることだよ。反対側にもおもちゃを見せて、自然にうながす程度で大丈夫。いつも同じ向きで体の動きに偏りを強く感じる場合は、健診で相談してみてね。
Q. 寝返り防止グッズは使ったほうがいい?
寝返りを物で止めることは、かえって顔まわりの安全を損なうことがあるよ。基本は「あおむけで寝かせる」「やわらかい物を周りに置かない」。使用を迷うグッズがあれば、かかりつけ医に相談してね。
Q. うつ伏せのまま寝てしまったらどうする?
気づいたらそっとあおむけに戻してあげてね。寝ている間の姿勢が心配なときは、こまめに様子を見つつ、不安が続くなら小児科で相談を。
Q. 寝返りの練習をしないと発達が遅れますか?
無理な練習をしなくても、赤ちゃんは自分のタイミングで体を動かすようになるよ。楽しい範囲での遊びで十分。心配なことは健診で聞いてみてね。
まとめ
・寝返りの目安は生後5〜6ヶ月ごろ。個人差が大きく、しない子もいます
・無理に練習させる必要はなく、したくなる環境づくりくらいでOK
・寝返りを始めたら転落に最大限の注意。高い場所に一人にしない
・寝かせるときはあおむけ・固めの寝具・顔まわりに物を置かない(SIDS予防)
・気になることは健診やかかりつけ医で相談を
寝返りができると世界が広がるけど、その分ヒヤッとする場面も増えるよね。
安全対策を先に整えて、赤ちゃんの「できた!」を安心して見守ろう。
寝返りができた日を、発達メモに残しておこう。いつできたかをメモしておくと、健診のときに伝えやすいし、あとで見返すといい記録になるよ。
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出典・参考文献
・厚生労働省「乳幼児身体発育調査」
・公益社団法人 日本小児科学会
・消費者庁
監修: 小児科医 | 最終更新: 2026年5月
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さま・ご自身の体調に不安がある場合は、かかりつけの医療機関にご相談ください。


